ネトゲ渡り歩き日記


by feenal

<   2011年 07月 ( 2 )   > この月の画像一覧

ノーラと刻の工房

アトラス製アトリエ
超平和そうなグラフィックに騙されたプレイヤーを一瞬で三年後までふっ飛ばす、相対性理論を超越したゲーム。

□概要
 どうせアトリエだし2年延長あるんだろうと思ったら無かった。3年どころか実質それより短い2年7ヶ月一本勝負。
 移動に時間がかからないのはいいとして、採取1回につき1日経過という凄まじいスローライフっぷりなので、近所の森に行って帰ってきたら二週間経ってた、なんてこともザラ。ハイスピードスローライフRPGとはよく言ったものだと思う。

□戦闘
 難易度はアトラス寄り。全体的に敵の攻撃力が高く、対抗する手段に乏しい序盤は厳しいが、やれることが増えてくるとどんどん楽になり、最終的には無双状態。
 問題はエンカウント方式。エンカウントのタイミングは素材の採取時であり、戦闘が発生すると採ろうとしていた素材は消滅してしまう。更に日数も経過してしまうので、どうしてもシビアにスケジュールを管理したくなるこのゲームにおいて、このエンカウントの方式はあまり歓迎されないように思う。
 特に、採取地に着いた瞬間にエンカウント率増加のエフェクトを引いてしまうと、その段階でもうほとんどまともな採取活動はできなくなってしまう。リセットなりロードなりすれば済む話だし、そもそもそういう場合はエフェクトを回避しながら採取すべきでもあるのだけれど、不親切なのは確か。

□導刻
 このゲームの売り。使うことそれ自体はゲーム攻略上必須で、使いこなすとかなり楽にゲームを進めることができるが、使いこなすことは必ずしも必須ではないという、旧アトリエの特殊調合に近いシステム。
 普通に育てていたら実ができるまで数年かかる=普通に収穫することはできないような植物を一瞬で育てたりするのは中々面白いところだが、もうちょっと色々と使い道があっても良かったように思える。

□総評
 何をやってもガンガン日数が経過するので、あっという間にゲームが終わる。のんびり遊んで10時間、テンポ良く遊んで6、7時間。なんでもいいからまともなエンディングに辿りつければいい、というのであれば4時間位(キャラ別のエンディングを達成するとタイムリミットを無視してそこでゲームが終わる)。
 効率化を楽しむ周回プレイ前提のゲームデザインなので、プレイ時間はコレくらいで丁度いい、といえば丁度いい。ただ、最初に「三年間」と明示しているのに実際にはそれよりもかなり短い2年7ヶ月で終わってしまうことと、それに対する予告が一切無いことはかなりのマイナス。何の前触れもなくBad Endに叩きこまれたプレイヤーもそれなりにいるはず。
 二周目への引き継ぎ要素は金とペット(あまり役には立たない)だけで貧弱に見えるが、とにかく時間が足りないこのゲームで、金策の手間が無くなるのはかなり大きなメリット。ここから更に装備・Lv・アイテムのどれか一つでも持ち越せてしまうとやることなくなって酷い事になるので、やはりこれも妥当なところ。
 ルッツ・カルナ(この二人のルートのみ、最後に割と強力なボスがいる)・メロウ(実質TrueEDのようなもの)の個別EDを達成して、最後にタイムリミットによるトゥルーEDを見ればほぼオールクリア、と言ってもいいので、大体二周で満足できる。三周目で他に好きなキャラの個別EDを達成すればそれでほぼやることは無くなり、それ以上はちょっとお腹いっぱいでやりこみたくはならない、といったところ。

 …という評価を下せるのはよく訓練されたアトリエ・アトラス信者だからであって、グラフィックに釣られてホイホイ購入した新規プレイヤーや、アトリエだけ、アトラスだけの信者の評価は、きっとまたかなり変わってくる。周回プレイ前提というにはちょっと動機づけが弱いし(引継ぎされたのが金とペットだけ、というのを見てプレイを止める人もそれなりにいるはず)、とは言え一周では6~10時間程度しか遊べず、フルプライスのゲームにしてはやはりボリューム不足。ペルソナ、世界樹に続く新しいシリーズとして続編が出てきそうな予感はするが、売上本数を見ると若干雲行きが怪しい。
[PR]
by feenal | 2011-07-29 03:30 | Comments(0)

Rift

□概要:WoWクローン型MMO

□総評
 Lv50になるまでは、世界各地にぎっちりみっちり病的なまでに配置されているMobの群れと、異常なDismount率、エリアとプレイヤーの立てるプレイ予定をまるごと破壊する(特に高Lvのエリアになる程頻度が高いように思える。最終Normal Instanceが開放されるLv48~50ではInstanceに篭ったほうが圧倒的に楽)Riftシステムにストレス溜まりっぱなし。一旦Lv50になってしまえばこれら数々の病気仕様から開放されて、一気に快適になる。もうあのMobの群れを一人でちまちま掃除しなくていいんだと考えるだけで涙が出る。

 で、肝心のエンドコンテンツは現状だとPvEがコンテンツ消化まで1~4ヶ月分程度、PvPがプレイタイムで150~250時間程度。
 Trionの力の入れ方は主観で大体9:1位でかなりPvE寄り。ボスのScriptはそれなりに凝っていて、WoWで言えばNormal Raid程度の難易度はあるはず。PvEエンドコンテンツの量と質については、今までに有象無象のWoWクローン失敗作が散々立ち向かってあっさり玉砕葬式直行してきた要素なわけだけども、Riftはその点で言えばサービス開始4ヶ月半目で求められるラインを十分クリアできているように見える。
 この量と質で文句言うようなら一生WoWしかできない。

 一方でPvPは悲しい位手抜き。PvPの舞台がBattle Groundしか無い上に、プレイヤー毎の強さの差がプレイ時間に大きく比例している(正確にはPvP Rank=PvP装備の質に比例)のに、PvP Rankがマッチメイキングの際に一切考慮されない仕様なので、勝敗はJoinを押した瞬間の運で大体決まってしまう。
 更にSoulシステムは、PvEにはプラスになっているけれど、PvPにとっては癌以外の何物でもない。数クラスしかないゲームですらPvPバランスには苦心しているのに、組み合わせ無限大のSoulシステムでバランスが取れるわけがない。
 50になるまでは割と実力伯仲して楽しく遊べるBattle Groundも、上記の理由で50から一気にクソゲーとなる。Lv50で開放されるPort Scionの産廃っぷりもPvPクソゲー化に拍車をかけてる。
 Field PvPは盛んにする手段がBattle Groundを取り潰すこと以外に存在しないので評価外。

 PvE面を見た場合、WoWクローンとしての完成度は非常に高い。「WoWに飽きたPvE寄りプレイヤー」なら十分プレイ価値有り。WoW未プレイならとりあえずWoWやっとけばいい。WoWが肌に合わないならRiftはもっと合わない。PvPにのみ興味があるプレイヤーは、色々と不幸になるので手を出さない方がいい。
 メタスコアの83点はかなり妥当な数値だと思うけど、遊ぶならLv50まで遊ばないと「数々のクソ仕様がことごとくレベル上げを邪魔してくるクソゲーでした、おしまい」で終わってしまうゲームなので、カンストさせてRaid行くところまでは遊ばないと大損。
[PR]
by feenal | 2011-07-20 05:57 | other | Comments(3)