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Persona4 Golden

半端なところでアーシャが出たので積み

プレイ時間24h程
難易度ハードでボイドクエストまで

もうJRPGのトップはスクエニでもバンナムでもなくて、アトラスなのかなと思わせるには十分な出来

□ペルソナ○×ゲームの廃止
 まず特筆すべきは○×ゲームの廃止。
 古来より日本のRPGでは、「乱数を延々延々延々延々延々回し続けて数百数千数万分の一の確率で当りを引こう。当り以外は全部ゴミで、当りが出るまでに費やされた時間は一切が無駄です。さあ頑張ってさいころを転がそう(^^」という要素がとても面白いとされてきた。
 リメイク前のペルソナ4にもご多分に漏れずその要素は含まれていて、それがペルソナのスキル継承○×ゲームだったわけだけど…P4Gではまさかの廃止。プレイヤーが継承されるスキルを任意に選択できるようになってしまった。
 ポケモンで言い換えれば(こちらのサイコロ転がしゲーはもっとずっと果てしないけど)卵を生む時に「どちらの親の個体値・性格を使うか選択して下さい」って言われるようなもの。
 シリーズ総計で何千万本売れてるかわからない売上最強JRPGであるところのポケットモンスターが、2012年になって未だに脱却できていない「さいころ転がしゲー」からの脱却した、という事実には「便利になったなあ」という単純な感想以上の意味がある。

□難易度調整
 「アトラスのRPG=難しい」という公式は今回も崩れず。雑魚に先制取られたら全滅まっしぐら。ハードだと雑魚の攻撃一発でよくてHPの8割、悪けりゃ10割以上ぶち抜かれるのは当たり前。ボスではセオリーから外れるような迂闊な行動を取ると、「RPGは遊びじゃねえんだ」と言わんばかりに万全だった状態から1ターンであの世まで吹き飛ばされる。
 しかし、難易度の高さを全面に押し出しつつも、裏ではかなりの調整がなされている様子。敵の攻撃パターンがしっかりと固定されていたり、致命的な一撃の前にはきちんと前兆が差し込まれるようになっていて(例外アリ)、理不尽さは軽減された。
 
□システム面変更
・シャッフルの大幅変更
 確実に任意のカードを取得できるようになり、更に運次第で複数枚のカードを得られるようになった。
 効果も大幅に増量・強化されていて、特にペルソナのステータス上昇系カードは頻繁に入手できる。これによって、低レベルのペルソナ(例えば、アニメでは最後まで使い続けた最弱ペルソナのイザナギとか)を延々使い続けることの敷居が下がっている。それでもやりこみの範疇には含まれるけど。

・イベント大量追加/早送り
 個々に拾っていくとキリがないので割愛。行動不可能になった日も多いが、その分の補填はしっかりなされている。追加されたイベント早送りも反復行動の多いP4Gではかなり便利。

□ここまでの感想
 PS2版で感じられたイベントの冗長さを新イベント+スキップ機能で打破しつつ、システム面の改良でストレスを感じさせない仕上げになっていて、隙がない。
 1本のゲームとしては非常に完成度が高く、PS2版をプレイしていようがいまいが、アニメを観てオチを知っていようがいまいが、何の問題もなく楽しめる。
 ただ、JRPGの宿命として好みが分かれる作品になることは間違いない。少なくとも、「淡々と敵と戦いダンジョンを踏破し、シナリオを着実に進行させていくゲームこそがRPGだ」というプレイヤーにとっては設計の時点で既に相性が悪い。もしそういうRPGの方が好きなら、世界樹の迷宮4を買うべき。
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by feenal | 2012-06-22 08:13 | Comments(0)