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They are Billions

やり直しの利かないポストアポカリプスサバイバルRTS。
ゾンビ数千体に囲まれた状態で生存拠点を築き上げ、80~150日生き残ればクリア。
最初ちょろっとノーマルっぽい難易度でやったら余りの難しさにバンバン街が滅びさったので、
ビビってEasy(敵数少)-Easy(BIG WAVEの間隔最大)でプレイ
このモードだと序盤の20分間と最後の5分間以外は比較的ヌルいので、次はNormal-Normalでやりたい

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■総評

 9/10

 サバイバルRTSとして特化させたテーマにプレイ感が完璧にマッチしている。
 シンプルな内政、BIGWAVEが出現・到達するまでの緊張感、処理できた時の快感…
 ただ、このゲームが一番素晴らしいのは壊滅した時の美しさなので、どうにもならなくなった時もゲームを抜けないで一回はゲームオーバーまで眺めていたい。
 特に最終Waveで防衛ラインを突破された時の何もかも台無しになっていく感は、実際にそこまで積み上げたプレイヤーしか味わえない。
 
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■ゲームの流れ 最序盤

 ランダム生成されたマップのどこかに、コマンドセンター(最終防衛拠点 ここのHPが4割程削られるとゲームオーバー)一つと、
 ソルジャー(戦闘ユニット)とレンジャー(斥候ユニット)4体だけで放り出されてスタート。
 マップ生成は何らかの資源保証がされているわけではなく、資源がなんにもなくて、しかも目の前にゾンビの大拠点が設置されてるなんてこともあって
 どうにもならないマップを引いたらリスタートが吉。

 良マップの条件としては

 ・拠点のすぐ近くに森がある できれば広い森か中サイズ2つ(木こり小屋を2つ建てたい)
 ・拠点の周りに狭い通路があり、封鎖が容易
 ・拠点の周りに草地が多い・もしくは池だらけ
 ・石が沢山ある
 ・鉄が近い
 ・拠点の目と鼻の先レベルの所にゾンビの巣が無い(1画面隣とかならギリセーフ)

 このあたり。
 上3つは防衛・食料・木と、序盤の鍵を握る3要素を大きく左右するためある程度拘ってもいい。

 管理するリソースは「食料 電力 労働人口」 資源は「金 木 石 鉄 石油」とシンプルでわかりやすい。
 家を建てて資金源と労働人口を確保し、その金と人で採集施設を建てて木・石・鉄・石油を集め、
 それらを使って維持に食料と電力、そして戦力を用意する…というサイクル。

 ちまちまと拠点を広げていくのは楽しいが、状況がそれを許さない。
 こちらの初期戦力は割と強いのだけど、視野がそんなに広くないので、無計画に拠点を広げていったり
 斥候ユニットを遠出させすぎたりすると、野良でフラフラしてるゾンビがするりと防衛網をすり抜けてしまう。
 どんなに状況的に余裕があっても、ゾンビが1匹でも無防備な家に辿り着いたらそこでゲームオーバー
 家を3回か4回殴られたら家が「感染」状態になり、そこからゾンビが数体ワラワラと出てくる。
 そのゾンビが隣家を殴って一瞬で感染させ、あっという間にどうにもならない物量まで膨れ上がる。
 ゾンビ映画の序盤のような「爆発的な感染力」と、その「どうにもならなさ」はある種の美しさすら感じさせるので一見の価値有り。
 ちなみに「感染」した建物は状況が収まった後であれば、いくつあっても「全修理」ボタンポチーで一発で直せる。

 最序盤の流れとしては、

 家を3軒建てる
 ↓
 斥候ユニット4体で周囲を索敵しつつ、マップの廃墟に落ちてる資源を回収
 ↓
 木こり小屋、狩り小屋、漁師小屋を建てて食料と木を確保
 ↓
 電波塔を建てて建設可能範囲を広げる
 ↓
 随時
 (労働人員が足りなくなったら家を建てる)
 (食料が足りなくなったら狩り小屋・漁師小屋を建てる)
 (エネルギーが無くなったら風車小屋を建てる)
 ↓
 採石場を建てて石を確保
 ↓
 このあたりで野良ゾンビがフラフラ流れてくるようになるので、
 斥候を戻して4人にバラし、各自パトロールで致命的な箇所を塞ぐように徘徊させる
 ↓                   ↓
 戦士小屋を作ってソルジャーを生産    拠点の周辺の狭くなっている場所を木柵で囲む

 うまく拠点の周りを柵で囲めたら野良ゾンビの脅威がほぼなくなり、とりあえず一息つける。
 ここまでを最初のBIG WAVEの前に完了させておかなければならない。

 BIG WAVEは一定日数毎(難易度による 目標生存日数80日だとこの間隔が短いので最も難しいモードになる。150日だとその逆)に殺到してくるゾンビ集団。
 野良ゾンビは「うっかり通した」以外の要素で壊滅の危機をもたらすことは殆ど無いため、事実上このBIG WAVEへの対処がこのゲームの本質となる。
 来る1分前位にアラートが鳴り、BGMが緊張を煽るものに差し替わり、プレイヤーにわかるのは「集団がやってくる大まかな方角」だけ。
 実際に防衛ラインのどこが襲撃されるかは沸いてみないとわからないので、とりあえず来るであろう方向に戦力を集中させて待つしかできることがない。
 このスムーズな戦力移動はゲーム中盤位まで必須なので、拠点内に家をギチギチに建てたり、柵に門を作らなかったりして拠点内のアクセスを悪くすると不利になりやすい。

■ゲームの流れ 中盤~終盤

 テクノロジーの研究ができる建物を建て、テントをコテージに、狩り小屋を畑にアップグレードしていく。
 畑は狩り小屋の5倍近い生産効率を持ち、食糧事情が一気に解決するため非常に有用。ただし、草地が必須。
 コテージは単純に面積辺りの労働人口が増えるので、建築面積が限られているこのゲームではやはり有用。

 また、市場を作ることで余剰資源を金に換えられるようになる。
 金はゲームを通して常に不足し続け、一方で木と鉄は中盤以降ダダ余りになるので、早めに変換できるようにしておいた方が良い。
 市場で金に換えるためにも余剰資源はバンバン採集していきたい。ちなみにこのゲーム、資源枯渇の概念は一切無い。
 市場は家の近くに建てることで労働人口が消費する維持食料を軽減できる効果もあり、できれば住宅地ど真ん中に建てたい。 
 後々開発できる銀行も同様に家からの金収入を増やすので以下同文。

 石壁・石塔が作れるようになったあたりで木の時代は完全に終わり、石の時代が始まる。
 石の採集ノードが少ないと何にもできなくなるので、ジワジワと拠点を拡大していくことになる。
 拠点を拡大すると食料が必要になり、農業用地を確保するためにまた拠点を拡大し、そしてその人員や電力を確保するために住宅地・発電地を…
 このようにゲームが進むと追加の土地がどんどん必要になっていき、土地を得たら得たで防衛すべきポイントがどんどん増えていく。
 どんなに拠点が大きくなろうが「ゾンビを住宅街に通したら終わり」のルールは常に生きているので、拠点の構造は自然と
 進撃の巨人のように壁の外にまた壁を作って…という形になっていく。

 敵数少:生存目標日数150日のEasy-Easyの場合、80日程度でテクノロジーの開発を終え、範囲攻撃ユニットThanatosの運用を開始したい。
 このあたりからBIG WAVEが百体単位になってくるので、ソルジャーやスナイパーでチマチマ撃ってたらラチがあかなくなる。

■ゲームの流れ 終盤~THEY ARE BILLONS

 Thanatosが出揃うとゾンビの巣も破壊できるようになり、マップ丸ごとの制圧も不可能ではなくなる(あんまり意味は無いが)
 必要なだけの資源をかき集めたら、最終戦に向けての防衛ライン構築に移る。
 最後のWaveは方角が「Every Direction」 数が「THEY ARE BILLONS!!」となり、文字通り全方位から凄まじい数のゾンビが殺到してくる。
 1つ前のBIG Waveを軽く処理出来たからといって、資源がダダ余ってる状態であぐらをかいていると軽く圧殺される(された)ので、
 全資源・全余剰リソースを使い切るつもりで準備を進めなければならない。
 二重壁1枚程度は破られるのを覚悟し、二重壁の外に(相手の遠隔ゾンビにこちらの攻撃が届くように)もう1枚、
 防衛ラインの後ろに更に1枚壁を張り、勿論住宅地は完全隔離…くらいの備えはしておきたい。

 一箇所でも備えの薄いところがあるとそこからあっさり破られたりする(した)のもドラマチックではあるのだけど、
 これだけでプレイタイム5時間が消し飛ぶかと思うとそうも言ってられない。
 なお、最終戦を生き抜くとタイムリミットを待たずにその場で勝利となる。



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by feenal | 2017-12-18 13:41 | Comments(0)